なぜ人は“成果が出ない努力”をいつまでも続けてしまうのか

成功へ導くヒント

~「頑張っているのに
人生が変わらない人」の心理構造とは~

「こんなに頑張っているのに
なぜ結果が出ないんだろう」
この言葉を口にしたことがある人は
きっと真面目で、責任感が強く、途中で
投げ出すことしない、きっと素敵な人に
間違いありません。

でも、それとは裏腹に皮肉なことに
成果が出ない努力を続けてしまう人ほど
真の努力家なのです。

私はこれまで、数え切れないほどの
「努力している人」を見てきました。

朝、早くから起きをし、勉強をしたり
スキルアップの為にセミナーに通い
自己投資をし、人一倍の努力を
重ねているのに、現実は変わらない。

その一方で、ある瞬間を境に、まるで
別人のように結果を出し続ける人も
たまにいます。

その原因は、実力でも才能の差
でも努力量でもありません。

差を生んでいる原因は
「努力に対する心理構造」にあります。

努力が美徳になる瞬間、人は思考を止める

真面目にコツコツと努力を重ねる人の
多くは、無意識のうちにこう考えて
しまったりしています。

◇努力している自分は正しい
◇頑張っているのだから
 いつかきっと報われる
◇結果が出ないのは、まだ努力が
 足りないからだ

一見すると、前向きで立派な考え方に
見えたりします。

しかし、ここに最大の落とし穴
隠れています。

それは、「努力している」という事実が
新しい方法を考えることへの
思考停止の免罪剤になっている
という部分です。

本来、努力とは「結果を出すための手段」であるはずです。
ところがいつの間にか
プロセスを消化することを
努力していること自体が目的に
なってしまっているのです。

そのような思考が生まれた瞬間
努力は成果と切り離されてしまいます。

すると人は、結果が出ていないのに
「この努力は本当に正しいのか?」
「方向は合っているのか?」
という問いを、自分に向けなくなります

なぜなら、問い直すことは
今までの自分の努力を否定する行為
につながるからです。

成果が出ない努力を続ける人の、無意識の恐怖

成果が出ない努力をやめられない人の
心の奥には
「もし、この努力が間違っていたら?」
といった恐怖心が存在します。

これはとても残酷なものです。
なぜなら、この問いに向き合う
ということは
◆今まで使ってきた時間
◆費やしてきたお金
◆注ぎ込んできた情熱
といったモノすべてが
「無駄だったかもしれない」と
否定することになるからです。

だから人間の脳は
過去を正当化するために
現在を犠牲にする
という選択肢をたどるのです。

これを心理学では
「サンクコスト効果」と呼びます。
成功の現場では、もっとシンプルに
「人は、失敗を認めるくらいなら、失敗を続ける」と表現します。

成果が出ないのに努力を続ける人は
努力しているのではありません。

過去に決めたルールを守っている
ただ、それだけなのです。

「やめられない努力」は、自己価値の問題にすり替わる

もう一つ、非常に厄介な心理構造が
あります。

それは、
『努力している自分=価値がある自分』
という自己評価です。

この状態に入ると、努力をやめることは
「やり方を変える」ではなく
「自分の価値を失う」ことのように
感じられます。

だから人は、こう言います。

●ここでやめたら逃げになる
●継続できない自分はダメだ
●石の上にも三年
なんて勝手な言い訳(理由付け)
をつくりだすのです

結果がでないときにするのは
「方向を変える」
「手段を変える」
「フィールドを変える」
ことが大切なのに、その原因を
人格の問題にすり替えてしまいます。

この瞬間、努力はもはや戦略ではなく
ただの自己防衛化するのです。

成功者は、努力を信じていない

ここで、多くの人が誤解している
事実をお伝えします。

それは成功している人ほど、
努力を信じていません。

信じているのは
◆再現性
◆構造
◆仕組み
◆相性
◆タイミング
などといったものです。

努力を俯瞰して「尊いもの」ではなく
「検証対象」として扱います。

だから
〇成果が出なければ、やめる
〇手応えがなければ、変える
〇合わなければ、離れる
といった判断が、驚くほど早いのです。

結果が出ないときの、軌道修正に
感情論はありません。

必要なのはただ一つ、
「この行動は、結果につながって
いるか?」という事実だけなのです。

努力を手放した瞬間、運が動き出す理由

成果が出ないとき、努力を手放すと
急に流れに乗り始める場面を、私は
何度も見てきました。

その理由はシンプルです。

〇無駄なエネルギー消費が止まる
〇視野が一気に広がる
〇選択肢が増える
〇人との出会いが変わる
などと今までの流れが変わるのです。

そういう結果がでるのは
努力をやめたのではありません。

「間違った努力」をやめただけです。

そしてこの判断ができる人は、
必ず後になって言うが
「あの時、やめる決断をしていなかったら、今はない」というモノです。

本当に問うべき、たった一つの質問

今まさに努力しているのに
結果が上手く現れないにならば
一つだけ問いを投げかけます。

あなたのしているものは
「他人に勧められるか?」
というものです。

胸を張って「YES」と言えないのなら
それは見直すサインです。

努力とは、我慢して耐えてまで
続けることでもありません。

成果につながる可能性がある行動を
選び直し続けること
それが、真の努力なのです。

もし今、頑張っているのに人生が動いて
いないのだとしたら、あなたの頑張りが
足りないのではありません。

努力の方向が、間違っているだけです。

あなたは結果を求めて行動できる人です。

その行動に使うものを
結果がでるものに変えてみてください。

あなたの努力の先にあるものが
間違っているのなら
その進む方向を変えるだけで
人生は動き出します。

成功アンバサダー都碧(とあ)

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